今話題の富士山の裾野に週末、子供たちをつれて遊びにいきました。
田舎から誰か来るたび富士山5合目に車で行っている妹たちとは違い、なぜか富士山にあまり縁のない私ですが、裾野市にある幼児向けテーマパーク内に、「富士山2合目」の看板というか、写真撮影場所を見つけたのです。

ここには何度も来ているに、初めて見つけたので、ちょっとうれしくなってみんなで写真を撮りました。「富士山2合目登頂」なんて大げさなものではありませんが、富士山は富士山ですものね。

とはいえ、やはり山なので、お昼を過ぎたころに天気が崩れたかのようなもやがかかり、雨は降っていないのに、皆髪が濡れて、雨に打たれたよう。

実は、ここに来ると毎回こんな目にあいます。必ず、午後から天気が崩れるのです。
この「富士山2合目」の看板をみたときに、「そうだ、ここは富士山なんだ。山だから天気はくずれるよね。」と改めて心に刻み、次回は、朝来て午後には帰るという今日のパターンで、もやからの脱出を図ろうと思いました。

もやの中で、なにも見えませんでしたが、朝にみた富士山は、美しかったです。

遊び終わって、町に降りるとその暑さにびっくりでした。灼熱の日だったとニュースで聞いた時は、2合目にいてよかったと思ったのです。もやに包まれていはいましたけどね。

次回は是非3合目という看板を探したいと思っています。徐々に上がっていくのって楽しいと思うのです。しかも、それが遊びに行った先で出会うというシチュエーションだとおもしろいと思いませんか。

年賀状の定番は富士山の日の出

ハーフの友達

ハーフの友達の家に行った時、やはりセンスが違うなあと思った。
大学一年の時、授業中のグループワークで仲良くなった4人で富士山に昇ろうという話になったのだ。
あまり旅行のしない私は、逆にすごくワクワクしてとても楽しみにその日を迎えた。

一泊二日の初めての富士登山は、今でも大学での一番の思い出と言っていいくらい楽しかった。
行程を無事に終えた4人は山梨にある、1人の実家を訪ねることにした。
彼女の家は山の中腹にあって、車で行くのも一苦労というような坂の連続だった。
古い瓦屋根の家が多かった中で一軒だけログハウス風で異彩を放っていた。
そしてさらに驚いたのが家の中の造りだ。
玄関に入ると二階まで吹き抜けの構造になっており、頭上にはポスターよりも大きなサイズの彼女の自画像が飾ってあった。
それだけで日本の家とは違うと思わせられたが、リビングにある大きな窓から臨む景色も、庭に生える植物と相まってヨーロッパ風に思えた。
その日は夕食をいただいたのだが、海外の映画で見るような大きなテーブルにローソクがしつらえてあり、その雰囲気に3名はすごい、すごいと感動しっぱなしだった。
彼女は写真に写る時にするポーズやさよならの挨拶なども外国のモデルのようで、見慣れていても素敵だなあと思う。
同期の女子達にも好かれていて、勉強もでき、男から見ても憧れの人だ。
先述の自画像も、日本人が学校の授業で描くような自画像とは全く違い、抽象的な造型とカラフルな色味の、芸術性が溢れる絵画であった。
やはり、海外の人の感覚には特筆すべきものがあり、見習うべきものが沢山あるなと感じ、逆に言えば日本人の良さというものももっと発信しなければと感じた旅行だった。