ワンマン親父と中古コピー機
最近ウチの親父と(親父といっても社長で私は専務なので仕事上では上司です。)社内の備品の事についてケンカになりまして、母親が仲裁する事態に。
きっかけはまぁいつものようにショウモナイ事でして。
うちの会社コピー機は親父の知り合いから貰って来た中古コピー機なのですが、自分はてっきりタダで貰って来たのだと思っていたけど実は○○十万円で購入していた事が発覚。
こんなボロい中古コピー機にこれはボッタクリだろうとケンカになってしまいました。
済んでしまった事は仕方ないですが、そろそろ社長を交代してもらわないとこんなワンマン親父に任せてたら店がつぶれてまうでー(泣)
という愚痴を延々と友人にしてしまいました。
愚痴というのは実に何も生まないものなんですね。
残ったのは気まずい雰囲気とどんよりとした気持ちだけです。
しかし現実の問題としては、社長のビジネスや経営が縁故に依存しきっていることから脱却しなければ、生き残っていく道が閉ざされることを気付かせなければなりません。
中小企業や零細企業が倒産する一番の原因は、こうしたワンマン社長により狭い視野での経営やビジネス戦略にあります。
真心があれば売れる、などというのは実は成功者の常套手段ですが、そこには綿密なマーケティングなどもあるわけです。
しかし古いタイプの経営者は、その言葉に感化され、御用聞き営業にチカラを入れるなど、非効率で生産性に乏しいことに時間を割いてしまうのですよね。
次々にお店が変わる土地
日本全国、例えどこであっても次々にお店が入れ替わる土地というものに覚えがある方も少なくないのではないでしょうか。
どんなお店がオープンしても、早ければ数カ月、長くても精々数年で潰れてしまうような場所のことです。
実際私の近所にもいくつかあります。
立地的に商売に向いてない場所なのか、あるいは曰くつきの土地なのか、判断はつきませんが確かに存在してしまっているのです。
中でも一番印象に残っているのは私の母校の前にある土地であります。
私がまだその母校である高校に通っていた頃にはその土地にはとあるコンビニエンスストアが立っていました。
コンビニとはいえいわゆるローカルチェーン店ではあったのですが、学校の前にあるということでけっこう繁盛していたものです。
しかしそんなある日、そのお店が潰れてしまったのです。
やはりその理由は定かではありませんが、それからというもののその土地に入る店舗は次々に潰れていってしまいました。
記憶が確かならば先のコンビニは随分長いこと経営されていたと思うのですが、まるで場所が変わったかのようになってしまったのです。
またあくまでこれは一例であり、似たような土地は日本全国いくらでもあるでしょう。
しかしその土地以上に不思議なのは、そんな土地でも次々と新しいお店が入ることです。
チェーン店ならばまだしも中には起業したばかりと思えるお店も少なくありません。
迷信など信じないということかもしれませんが、せっかく起業するのならば少しでも不安な要素は消しておくべきだと思うのですが。