すぐそこにあるお菓子
最近、少し夏バテ気味で、食欲が減退している。
そのくせ、というか、そのせいでお菓子をぼりぼりと大量に食べてしまう。
悪い循環になってしまっている。
解決する策は、当たり前だが買わなければ良いし、頂き物だとしても食べなければ良い。
とは言うものの、それができれば苦労はしない。
私はすぐそこいお菓子がある環境というのが好きで、生活の中で小さな幸せを感じる瞬間だ。
カゴの中に頂き物のクッキーを箱から取り出して入れたり、買ってきたリンゴも一緒にいれたりする。
この中のものはすべてデザートタイムに食べるものだと思うだけで満ち足りるのだ。
お酒好きな人が、ウイスキーや焼酎を並べて悦に浸るようなものと一緒で、私が食べて良いお菓子がこんなにある!というのを感じるのが好きなのだ。
だから、お菓子を入れる箱が空になると、何かを買ってきたり、どなかのお土産や引き菓子として頂く。
ちょうどお菓子切らしてたから〜!と嬉しく思う。
しかし、ダイエットを本格的にやるとき、このお菓子箱を撤去した。
すると、不思議なことにお菓子を頂く機会が減って、自分でも買いたいとすら思わなくなったのだ。
甘い物が食べたいと思っても、ミカンを買おうかな、というヘルシーな思考になっていた。
しかし、再びお菓子箱を作ったら最後。
無くなるまでエンドレスなおやつタイムが始まってしまうのだ。
すぐそこにお菓子がある環境、というのをやめることは意外と難しいことだが、やらなくてはいけないな。
そう考えると、残りのおせんべいとクッキーを大事に大事にしなくては。
料理が趣味な友人
友人のA美は料理が趣味で、いろんなお菓子を作ってはおすそ分けしてくれます。
A美が作るお菓子は手が込んでいて、お店でも出せるんじゃないかと思うほどの腕前です。
本人いわく、甘いものが大好きで食いしん坊だから、自分で美味しいお菓子を作るのが楽しくて仕方がないとのこと。
確かにA美は昔から食べることが大好きで、一緒に食事行っても私の2倍は食べます。
食べ放題に行った時なんて本領発揮してました。
周りのみんなが「もう食べれない・・・」と若干グロッキーになっていたのに、A美だけはデザートまで完食してました。
私は料理があまり好きではなく、面倒くさいと思ってしまうので、単純にA美はすごいなあと思います。
好きこそものの上手なれ、とはよく言ったものです。
自分も楽しめて人にも喜んでもらえるなんて、素晴らしいことだと思います。
A美の得意なスイーツはケーキで、私も今までにたくさん食べさせてもらいました。
チーズケーキをリクエストして作ってもらったこともあります。
その辺のお店で買うより何倍も美味しかったのを覚えています。
ケーキの他にも、クッキーやチョコ菓子、マドレーヌなど、いろんなお菓子をいただきました。
たまに失敗作が混ざっていましたが、それはそれで手作りっぽくていい味出してました。
どれもこれも美味しくて、お金を払いたくなるほどの出来映えです。
A美の趣味のおかげでいつも美味しいお菓子を食べることができるので、感謝しています。
人の趣味のおこぼれにあずかるようで何だか申し訳ないですが。
A美にはこれからも食いしん坊街道を突っ走って欲しいです。