コンサルティング
その頃になると痛み止めも効かなくなり、ついに父は倒れ病院に運ばれ二度と立ち上がれなくなる。
息子は家の屋根に電飾を飾り、対岸の病院に入院している父親に見せた。
父親の死後、家は完成。
父親が若い頃起こした交通事故の相手に家を寄贈して、息子は晴れ晴れとして新しい未来に向かっていく。
もし自分が、後4ヶ月と宣告されたら、どのような行動に出るかつくづく考えさせる作品。親子の会話が少なくなっていると言われる中、まだ見ていない人には、是非お勧めの一本。
コンサルティング業界に身を置く自分としては、リスクマネジメントは自分にも顧客にも徹底して叩きこむ。
全ての行動にはリスクが付きまとうということを、未だに知らない大人も多いのが現状。
都合の良い時だけ善人になって、リスクの責任を逃れようとしても、それは出来ないことなのである。
例えば、起業して間もない若者が、節税のアドバイスを求めてきたわけだが、どうも聞くばかりで、その先、どうしたいのか意図がはっきりしない。
無料相談ということを免罪符に、全ての事案を片づけてしまおうという魂胆が見えてきた。
コンサルティングは奉仕ではない。
有益な指導を買う、あるいは先人の知恵を買って時間を短縮するのが、依頼者の狙いでなければならないが、自分の都合ばかりを持ち出して、なんとかタダで済まそうという考え方が、起業家としては失格だ。
それを伝えると逆ギレが、大抵のパターン。
プロに対価を払わずに、何を得ようとしているのかわからない。
僕なりの目標
高校生起業家! なんて昔テレビで見たことありますが、すごいですよね。よく高校生で起業しようなどと考えられますよね。偉いです。
僕の高校生時代なんて遊んでばっかりでしたよほんとに。
時代の流れはすごいですね。今は誰でもパソコンやインターネットを使えて、チャンスが広がっているのでしょうか。でも僕には真似できません。ほんと尊敬します。
数億円の資産を持っている高校生もいるとかいないとか……。
そんなことを耳にしたら、僕も起業、したくなってきますよ。早々簡単にうまくはいかないんでしょうが。
高校生には負けてられないですよねー。でもこんなことを考えたり実行する高校生は、軽く僕の脳を超え、はるかに出来がいいのでしょうね。
そう考えて、即あきらめました。三日坊主どころか三十秒坊主でした。
だから、僕は僕で違うものを頑張ります。
今やっている仕事をこつこつ頑張る、と言いたいところですが、目標はより高いものが望ましいと聞きますし、目指すところが明確に決まっていないと、前進できないとも言いますし……。
まあ、とりあえずの目標は、高い目標を考えること(低すぎですね)にしておきましょう。
このままとりあえずの状態で、知らぬ間に忘れ去ってそうなのは内緒です。
僕は何か大きいことをするよりは、日々を楽しんで生きる方が好きなのです、と言い訳しておきましょう。
それでは、今日の楽しみを大切に、ビールをあおってから寝るとしましょうか。おやすみなさい。