いつの間にか
一泊二日の大阪旅行から帰ってきた。
財布を見ると、いつの間にかお金がグンと減っていて驚いた。
旅行のあとはいつもこうである。
そんなにお金使ったかなぁ?と疑問に感じながら取っておいたレシートを引っ張り出して計算してみると、やっぱり使ってるんだなぁ…と実感する。
食べ歩きをしていたため、ほとんどが飲食代に使っている。
あとは、荷物が多かったためにタクシーを多用しているからだ。
これに加えて、ICカードで支払った電車移動も考えると、かなり使っているようだ。
福岡にいればこんな使い方することもないのにな〜と思ってしまうが、これが旅行というものだとしきりに何度も自分を納得させていた。
こんな風に旅行先ではいつの間にかお金を使ってしまう。
人が動く旅行には絶大な経済効果があるのだ。
5月という、暑くも寒くもないちょうど良い気温のシーズンに連休があることで、観光地は大きな経済効果がある。
実際、ここ福岡でも連休中に何十万人が訪れると言う。
人混みを避けて行動しても、交通渋滞に引っかかるほど人が集まる。
この人たちが全員飲まず食わずで過ごすわけではないので、コンビニやカフェでコーヒーを買い、夜は食事をするためにお店を探す。
お酒が入れば二軒目、三軒目へとはしごする。
飲食店業界はここ数年苦戦を強いられており、お店の閉店は日常茶飯事だ。
経営難となっている飲食業界は連休が正念場。
しっかりとお客さんにお金を使わせなければならないのだ。
旅行にいくと、あれもこれも買っておこうか、と気が大きくなる。
そんなときに店員さんの一言があれば、もっともっと上乗せしてしまうから、どうか連休働いている人はお客さんにどんどんお金を使わせてほしいものだ。