嫉みか情熱か

人を嫉むという感情を持ったことがない、という人はいるのだろうか。
羨ましい、だけでなくて、「なぜあの人ばかり成功するのか」と嫉妬する感情は誰にでもあると思う。
嫉みの感情は必ずしも悪い物ではない。

「なぜあの人は、」という嫉みから、「私も負けない!」という情熱や向上心に変わるからだ。
マイナスの感情を「薪」にして、情熱の「火」を燃え上がらせるのだ。
ただ、自分の置かれた状況や、その他の感情の状況次第では、嫉みだけでどんどんマイナスの感情だけが深まってしまうときもある。

失敗が続いたときに、色んな場面での出来事がリンクのように繋がって思えてくるのだ。
どこにいってもみんなが信用してくれない、話を聞いてくれない。
と「思い込んで」しまうのだ。

これは、嫉みを含めたマイナスの感情がすべて絡み合って深い闇になってしまう。
自分はダメだと思い込んだ所でしょうがない。
ダメなものはダメで、解決策を探すしかないのだ。

成功している人は、解決策を探すときに、きちんとダメだったことを一つ一つ考えている。
蒸し返したくもないことでも、どうすれば良かったのかを考える。
これが、マイナスの感情を薪にしていう状態。

それではこれから何をすべきか考え、いざ行動し始めるときに「火」が点く。
これまで溜めに溜めたマイナスの薪は、大きな大きな炎になる。
どん底を知っている人間でなくては、上に登ることはできないのだ。

失敗を知って反省しはじめてから成功が始まる。
このように考えると、誰かを嫉むのもスキルアップには悪くない。

成功してもしなくても夢に向かってみること

語学力を身につけたいと本気で思ったのは、たぶん高校生の時だったと思います。
たまたま目にしたある映画にはまり、将来は異国で暮らしたいと強く思ったのです。
今から思えば随分安易な目標。
でも、そんな経験はもしかしたら一度は必要なことではないかなとも思うのです。
成功するしないに関係なく、例えバカバカしい夢であっても、それに向かってやってみるという経験は、絶対にあった方が良い。
これだけは断言できます。
失敗しない道を上手く選んで生きていくことを、否定するつもりは全くありません。
何よりもそこに重点を置いて生きている人達も多いと思います。
ただ私は、そうは生きられなかった。
たぶん、そんな生き方を選んでみても息苦しくなっていたと思いますし、心の中にモヤモヤと不満を抱えて生きることになったと思うのです。
私は、失敗が多かったけれど、でもこれで良かったのだし正しかったと思うのです。
今思うのは、人生って何だろうってこと。
仮に失敗せず上手く生きていけたとしても、それで本当に幸せになれるのだろうか。
私は経験がないので(笑)、少し興味があるテーマです。
笑われるような夢を持って、今それに向かって勉強しています。
それに挑戦するのも、今が一番丁度良い年齢のような気がします。
「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、それは本当です。
何やら同じニオイのする同志たちと縁ができてきました。
夢の内容は皆違うけれど、目標に向かって頑張る女性たちと出会うことが多くなってきたのです。
そんな人たちと話していると、本当にワクワクしてきます。

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