壊れやすくなった国産メーカー

クリスマスに買ったブルーレイレコーダーが3月頃から早くも調子が悪くなってきた。
電源が入らないことが多くなり、リモコンも本体の電源スイッチも利かない状態になる。
このために、予約していた番組が録画されないことが多発していた。

そのたびに、安全ピンの先で、小さな穴の奥にあるリセットボタンを押して設定から行っていた。
あまりに頻発するのでインターネットで調べてみた。
するとこの型番で同じような不具合が起こっているユーザーが多いということが判明した。

中には同じものを交換してもらったが、また不具合があり3回も交換したという人まで。
メーカーのお客様センターに連絡してみると、リコールや初期不良などは無いと言われた。
この型番で同じような問い合わせがあるかどうかは答えられないと回答されたが、きっとあるのだろう。
サービスエンジニアの方が修理に来られることになっった。

数日後、家にエンジニアの方が来られた。
本体の中、要の部分の基盤が古くなっていることが考えられるとのことで、基盤をその場で交換して頂いた。
まだ買って間もないのに…、と思ったが、出荷して家電量販店に卸され、ユーザーの家にいく間の期間も考えると基盤が古くなっていると言われても仕方ないと思った。

実家で使っていたVHS時代のビデオデッキは10年近く使っていた。
ブルーレイに接続しているテレビもずいぶん古いと言われたがそれでもまだ10年だ。
昔のもののほうが頑丈に出来ていた気がする。

日本メーカーの神話が崩れ、最近のは壊れやすいと聞いていたが、国産メーカー贔屓の私としてはショックなことだ。
20分ほどかかった基板の交換と、接続を終えると、何事も無かったようにまた動き始めた。
昔のビデオデッキ時代とは違い、ハードディスクはデリケートに扱わないといけないと教えてもらった。
安い買い物ではなかったから、せめて5年は持ってほしいものだ。

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