整体治療

一か月前に軽い人身事故に遭いました。
整形外科でレントゲンを撮りましたが、ヒビも入っておらず、安心した私は普通に生活していました。

しかし2週間過ぎた頃、雨の日に痛むようになり、お友達の勤めている整体に通うことにしました。
診断結果は事故のショックで神経が緊張しているのと同時に筋肉も硬くなっているそうです。
事故の場合は私のように後から症状が出てくケースが多く、完治するまで通院することにしました。
電気治療と先生の指圧のおかげで2、3日通うとしびれもなくなりました。
良くなると通院が面倒になり、しばらく整体に行かなかったのですが、やはり間をあけるといけません。
また腕がしびれ始めました。
先生曰く、最初に続けて治療した方が完治は早いそうです。
それ以後、間をあけず真面目に通院したおかげで、雨の日のしびれもなくなってきました。
先生最後までありがとうございました。
整体治療を意味も無く疑っていたこともあったのですが、整形外科であんなに苦労した痛みの解消が、整体ではあっさりなんですから、目からウロコとはこのことです。
これからは整形外科と整体を使い分けることが出来るとあって、さらに安心感と治療の選択肢の幅が出来ました。
保険が効かないから整体はダメだ、という声もありますが、ダラダラと整形外科でそこそこの治療をするよりは、整体で確実な治療の方がコストも長い目で見ると安上がりなんですよね。
通いの時間もコストなのです。

交通事故と塾

小中高と年齢に関わらず学習塾に通っている学生さんは多いことでしょう。
その例に漏れず私も塾に通っていたものでした。
もっとも習字やそろばんという学校や受験とは関係のない塾にも通っていましたが。

それらのうち、そろばん塾に通っていた頃の話です。
自宅から自転車で数分の距離にあるそろばん塾に、私は週に数回通っていました。
そしてある日いつものように学校から帰った後に、さっそく自転車に乗って塾に通っていたときのことでした。
途中に一つだけある信号が青に変わるのを待ち、自転車を走らせたところ出会い頭に軽自動車とぶつかってしまったのです。
幸いかすり傷で済んだものの、救急車で運ばれるという人生で初めての体験をしました。
交通事故にあってしまったとはいえ結果的に無事だったのでそれ自体はよかったのですが、その後しばらくして小学校の卒業とともにそろばん塾も止めることとなりました。
しかし今思い出してもそろばん塾の記憶というものは交通事故のことしかほとんど思い出せないのです。
珠算、暗算それぞれいくつか級を獲得していたとは思うのですがそれすらも覚えていません。
他の塾にはそれぞれ様々な思い出があるのですが、そろばん塾の思い出は交通事故によってかき消されてしまいました。
それでも今なおある程度の暗算ならばすばやく計算することが出来るのはそろばん塾で学んだ勉強のおかげであるかもしれません。
仮にそれ自体を覚えていなくとも若い頃に受けた勉強というのは後々まで役に立つ、ということなのでしょう。

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